HSCな娘の『ゆる中学受験』

四谷大塚に通う小6のHSC(Highly Sensitive Child)な娘のゆるい中学受験の記録

2月2日の出来事

2/2の昼、仕事で都心エリアの地下鉄に乗っていました。

有名な女子中学校が複数ある駅から、日能研バッグを持った女の子とお父さんが乗車してきました。

女の子は放心状態って感じで壁にもたれて座っていて、お父さんも、話しかけるでもなく、スマホいじるでもなく、黙ってその子の隣に座っていました。30分ほど電車に揺られたあたりで、女の子がポツリポツリと話しはじめ、お父さんは穏やかな表情で娘さんと短い会話をしているようでした。

2/1の結果を経ての受験2日目、私なら人目もはばからず「手応えはどうだったの?」とか詰問しちゃいそうだな、あのお父さんすごいな。。。と思いながら遠くからその親子の様子を見ていた私、ふと見上げると早稲アカの吊り広告。

電車の中で泣きそうになりました。

 

『苦手な教科を、くりかえしくりかえし解いたこと。

大好きなゲームを、がまんしたこと。

悔しくてうつむいた日のこと。

飛び上がって喜んだ日のこと。

最後まで、あきらめなかったこと。

時々、涙がこぼれたこと。

その全てがキミの財産だ。

頑張った記憶は、受験の先に続く人生で、キミを励まし支える力になる。

最後は自分を信じて、さあ、ラストスパートだ。』

 

心の中で、ラストスパートがんばれ!とその子に伝え、先に電車を降りました。

家に帰り、娘にもこの出来事を話してみましたが、やはりまだピンと来ていない様子。来年は心に染みるかな。。。