HSCな娘の『ゆる中学受験』

四谷大塚に通う小6のHSC(Highly Sensitive Child)な娘のゆるい中学受験の記録

自立?

最近、反抗期なのか自立心が発達してきたのか、私が勉強に介入することを娘はすごく嫌がります。

自分でやりきれるならよいですが、結局取りこぼしだったり、取り組み方が甘かったりと、明らかによい結果になっていません。

かと言って、私が無理やり介入すると、小さい声で私に対して暴言を吐いたりするので、私もムカっとしてさらに良くない結果になります。

私も聞き流せれば良いのですが、ダメなことはちゃんと言わなきゃ気が済まないので、二人でギャー!となります。

 

この前ふと「2月の勝者」の9巻が出ている事に気づき読んだのですが、黒木先生の過去の生徒がいかに中学受験をきっかけに心と家族関係を壊したのかというお話に一瞬背筋が凍りました。

人生経験が未熟な子どもに代わって、親はよかれと色々なことを決断をしますが、子どもは必ずしもそういう受け止め方をしないこと、そして最悪のケース後々まで取返しのつかない傷になることも往々にあるのだなと。

一方、私の親はいろんな局面で私の意思を尊重してくれたのですが、「子どもの見通しなんて甘いんだから、もっと無理やりにでも大人から見て良いと思う方向に進ませてくれればよかったのに」と思うこともあります。

我が家の受験は娘が言い出した事ですが、既に中学受験リタイアしたいという娘の希望を却下していますし、私のコントロールで進めているところも多いので、後々娘がもっと大きくなった時にどう感じるかは少し怖い部分もあります。

そういうリスクも含めての中学受験なんだなと思います。それでも…「中学受験は親が9割」と言いますし、日々の進捗フォローも含め、小学生が自己完結するのは無理ですし、まだまだ親が船頭役を務めないと乗り切れないと思う今日この頃です。