HSCな娘の『ゆる中学受験』

四谷大塚に通う小6のHSC(Highly Sensitive Child)な娘のゆるい中学受験の記録

入学その後

入学してもうすぐ3ヶ月が経とうとしています。

いまだに通学にはひぃひぃ言っていますが、友達もたくさんでき、授業もちゃんと受けて、充実した学校生活を送っています。

やはり女子校が合っていたようで、伸び伸びやっているなぁと感じます。

小学校が苦痛で仕方なかった(教室に行けない日も多かった)娘だったので、前向きに学校生活送っている姿を見るだけで、家族一同ホッとしています。

勉強は、ビリで入った(繰上げ合格)自覚があるからか、受験勉強より頑張って取り組んでいます。

前日定期テストの結果が出ましたが、娘の順位はどの教科もちょうど中間くらい。私には充分です!

周りのお友達は、既に塾通いや家庭教師をつけている方が多数なようで、すごいなぁ〜と思います。

うちは私立+塾なんて金銭的に無理だから、分からないところは学校の先生に聞いたりして、自力で乗り切ってね、と娘にはストレートに言ってあります。

ネットに学校のことを書いてはいけない、と言うのが学校のルールなので、表面的な内容になってしまいますが、また娘の様子を書きたいと思います!

祝入学

中学校に入学しました!

娘は、生徒として志望校に通ってることがまだ不思議に思えるそうです。

新生活は何かと不安を覚えがちな娘ですが、担任の先生も優しい女性の先生で、周りの席の子たちともお友達になれたようで、一安心です。

慣れない電車通学は、頑張って朝早くに出かけていっていますが、1日目の登校時に遠巻きについて行って見ていたところ、まだまだ混雑した車内での身のこなしができておらず、揉みくちゃになっていました…

しばらくは疲れが溜まりそうですが、学校に行くのが嫌にならないように、上手くフォローしていければと思います。

さて、このブログですが、学校からインターネットに学校のことを載せるのはNGと言われてしまいましたので、一旦お休みしようかなと思います。

これまで学校名は書いていませんが、受験期の記事を読んでいただければ、なんとなく分かるかもしれません。

 

閉鎖してしまうのも寂しいので、一学期の終わり、二学期の終わり…と節目に、学校に迷惑をかけない範囲で、娘の様子をアップできたらと思います。

 

またご訪問いただけたら嬉しいです^ ^

結局、二教科受験はどうだったのか?

国算の二教科受験。

中学受験では完全にマイナリティですが、これから受験を考えている方たちの中でも、気になっている人もいる?と思うので、書いてみたいと思います。

二教科受験をした人は、他に一人だけ知っていますが、それ以外はブログなどでも見た事がないので、どなたかのお役に立てたら嬉しいです。

 

☆メリット

1. 何より時間的(=体力的)な余裕ができた

夏期講習から、6年生は休日は一日中塾、と言うのがスタンダードですが、国算しか授業を受けない娘は半日コースでした。

(そのため塾弁もほとんど作ったことありません)

その分、家に帰って来てから、ゆっくり宿題や復習に時間を使う事ができました。

四教科やっているお子さんは、一日中塾で勉強して、帰ってきてからまた宿題とかやるんだなぁといつも尊敬すると同時に、娘には絶対無理だ!と思っていました。

 

2. 国算に集中できる

3年生まで、勉強は最低限(チャレンジ)しかやっていなかった娘。

地頭もそんなに良くないですし、私も時間的にも学力的にも勉強を見てあげられない、継続的に塾に追加して個別や家庭教師をつける財力もない…

そんな無いものづくしの中で四教科で戦うのは効率的ではないと思いました。

二教科に絞った後も、娘なりに「みんなが理科社会やっている間に自分は国算をやらないといけないんだ」という意識があったので、国語と算数に徹底的に取り組み、得意な国語は点数を伸ばし、苦手な算数はとにかく基礎を安定させる事ができました。

特に直前期には二教科だけに集中すれば良いという環境が助かりました。

(四教科もあったら「あれもこれもまだ中途半端だ〜!」ってなりそう)

 

☆デメリット

1. 選択肢がグッと狭まる

娘の志望校は偏差値50+あたりだったので、難関校を目指さない限り、二教科でもそれなりに選択肢はありました。

でも、直前になって偏差値的にも校風的にもピッタリで心惹かれたものの、2教科の受験がなかったので諦めざるを得なかった学校もありました。 

 

2. 塾からはものすごく抵抗されます

なかなか担当の先生の納得が頂けず、二教科に変更できずにモヤモヤしましたが、最後は塾長先生に直接ご相談したところ、「体調優先で、国算頑張りましょう!」とおっしゃってくださいました。

塾のお友達にも「二教科受験なんかで、なんでわざわざ四谷に来るの?」と言われたりもしました。(きっと親が言ってるんでしょうが…)

 

3. 中学に入った後、授業についていけるか問題

ここらへんは、また中学校生活が始まったら、レポートします!

 

主観的な考えに過ぎませんが、参考にしていただけたら嬉しいです。

 

午前校→午後校の移動大作戦

受験が終わって早2週間。

ネットを見ていると、「英語と数学だけは春休みのうちに先行学習しておくべし!」と言う記事をたくさん見かけますが、「予習しちゃったら、小学校みたいに授業中適当になっちゃうから何もやらない!」と決意の硬い娘。

理科社会だけでも、同級生に大きな遅れをとっていますが、いいんでしょうか。。。

 

さて、もう少し受験の話を。

娘は1日目、午前受験、午後受験のダブルヘッダーだったのですが、体力の無い娘なので、この日をどう乗り切るかは最大の課題でした。

人混みやガヤガヤしたところに行くと、体調が悪くなるので、午後受験校までゆっくり過ごせる場所の確保が必要でした。

ホテルのデイユースやレストランの個室など色々考えたのですが、学校の場所柄良さそうなところがなくて結局編み出した作戦?が…

午前校と午後校の中間地点にデパートがあるのですが、そこに入っているレストラン(事前予約)でランチをした後、家族に車で駐車場に来てもらい、車の中でお昼寝してました。

1時間ほど車の中で寝て、スッキリして電車で午後校に向かいました。(車はそのまま家族が家に持って帰りました。)

それでも、午後入試から出てくると、頭痛、腹痛で動けなくなってしまい、結局家族にもう一度車で迎えに来てもらいました。

(車での送迎は本当はダメなんですよね。。。)

 

前にも少し書きましたが、受験前夜、娘がお姉ちゃんにケンカを仕掛けた事から大騒動になり、寝不足だったのが響いたんだと思います。

私も見逃して早く寝かせればよかったのですが、娘が200%悪かったので、「これは受験より大事だ!」と思ってしまい、カタをつけるまでやりあってしまったのが間違でした。。。

娘だけでなく私も寝不足で本当に辛かったです。

来年以降の受験生の皆さん、前夜何があろうと、睡眠最優先です!

 

受験総括

長い受験生活が終わり急に暇になった毎日は、娘にとって落ち着かないようで、遊びに行ったり、テレビを見たりしていますが、なんとなく罪悪感があるようです。

 

忘れないうちに受験の総括を^ ^

 

☆第一志望校(持偏差値+3〜5)

6年生の初めまでは完全に「挑戦校」だった第一志望校。

学校説明会の時、校長先生に娘がHSC(Highly sensitive child: 非常に敏感な子)である事を思い切って相談しました。

こんなこと言ったら落とされるかな?と思いましたが、入ってからカミングアウトして「えっ。。。」となってもお互い不幸ですので、「こういう子はご迷惑ですか?」とハッキリ聞いたところ、一瞬の躊躇もなく「それは個性だから大丈夫です。学校でもできる限り対応します」と言っていただき感激。

もう絶対にこの学校に行く!と一途な気持ちで、

①算数は基本をできるように

②得意な国語は得点力をアップするように

の作戦で、秋頃には偏差値がなんとか届くかな、というところまで来ました。

最後の2ヶ月は、本当にこの学校の対策しかしていなかったので、1回目の結果が不合格だった時は、私もかなり落ち込みました。

2回目で補欠候補になりましたが、繰り上げ合格発表(電話で通知がきます)の日は、電話の着信音をマックスにして待機。

開始からかなり待っても電話が来なかったので、もう諦めようと思い、娘が家中に貼っていた「⚫︎⚫︎中学合格!」の紙を外していた時に吉報が来ました^ ^

 

☆第二志望校(持偏差値−10)

こちらも本当に素敵な学校で、小学校のスクールのカウンセラーの先生からも、この学校はカウンセリング体制もしっかりしていてすごく良い学校だと聞いていました。

娘も制服が可愛いと気に入っていましたし、偏差値的には余裕があり、過去問もコンスタントに合格平均点を超えていましたので、この学校の存在は心の支えでした。

第一志望校が不合格だった時は、もう立ち直れないんじゃと思うほどショックを受けた娘でしたが、その後に第二志望校の合格を頂いたおかげで、気持ちを持ち直す事ができました。

結局進学はしませんが、今もこの学校のFacebookをフォローしていて、本当に素敵だなと思っています。

 

二教科受験だったことで、あまり選択肢がなかったこともあり、この二校以外受験しませんでした。

結果的にかなりの省力になりましたが、理科と社会が小学校の基礎的な内容さえ怪しいので、入学してから苦労すると思います。そこは本人に頑張ってもらうしかありません。

入学説明会で春休みの宿題をもらってきましたが、早速社会と理科が全然手に負えなさそうです>_<

受験結果ご報告

長い長い中学受験生活がおわりました。

結果は、最後の最後に第一志望校から繰り上げ合格を頂く事ができ、進学先が決まりました。

 

受験前夜、当日と色々トラブル(寝る前に兄弟喧嘩が勃発し、12時過ぎまで寝られず、当日朝はメガネが見つからず予定の時間に家を出られず…)もあったり、

試験が終わって私が迎えに行くと、娘が泣いて出てきたり(名前を書き忘れたらしい)、

1日目の夜に不合格通知を見た時は、もうこのまま受験をやめようか、と泣きながら話すほど親子で追い詰められたり、

本当にグッタリするほど疲れた数日間で、自分の受験の時なんか比べ物にならない程、生きた心地のしない日々でした。

今は、小学校の友達と遊んだり、オリンピックを見たり、部屋の模様替えをしたり、久しぶりに落ち着いた生活を送っています。

 

三年間の受験生活を振り返ってみれば、娘の成長に喜んだり、なかなか本気スイッチの入らない姿にイライラしたり、テストの度にドキドキしたり、二人でケンカしてたまに泣いたり家出したり、本当に色々ありましたが、生涯忘れられない経験になりました。

関わって下さった塾の先生方、サポートしてくださった学校の先生方、ブログで応援して下さった皆さま、全ての方に感謝です。

 

このブログは、もう少し受験当日の様子を書いたら、次は娘の中学生活や、上の娘の高校受験のことを書いてみたいと思います。

よろしければ、今後もご訪問くださいね。

感染状況が怖すぎる…

入試2週間前を切って、コロナの数がものすごいことになっており、なんと娘たちの学校も休校に…

つい年明け前後まで落ち着いていたのに、なんでこの時期にー???と半ばやり場のない怒りさえ覚えます。

一方で、私の会社はオミクロンを軽視している雰囲気で、普通に出社。

毎日のヒヤヒヤと言ったらありせん。

 

冬休み明けは、家で追い込みのはずでしたが、上の娘まで休校でずっと家にいるのは想定外。

かといって上の娘を外に出すのも怖くて、結局家の中に二人がいてワチャワチャしてしまい、勉強に集中するような雰囲気ではなくなってしまっています。

 

志望校も、追試を実施してくれるところと

「感染者は受験できません。追試もしません。受験料も返しません!」みたいなところとそれぞれ。

この対応で学校のスタンスや柔軟さみたいなのが見えるかも…とも思います。

 

追試と言っても、何人合格できるのかも分からないですし、とりあえず今は最大限出来る予防策を講じて、発狂しそうな心を鎮められる様にがんばりたいです。

娘だけでなく、これまで何年も頑張ってきた受験生みんなが、どうか無事に2/1〜受験ができますように!!